税理士試験の理論問題。問いに明確に答えるために、暗記の先にある理解に照準をあてる!

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ブログもそうですが、書くためにはそのことを理解していてなければ書けません。
税理士試験の理論問題、目指す先は”理解”です。
年明けから、理解を目指して暗記をスタートしてください。

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理論の全てに触れ続ける期(1月~4月)

なんの試験でもそうですが、本試験当日に覚えたことを発揮できることが重要です。
ただし、税理士試験の理論は、直前期だけで覚えきれる量ではありません。
コツコツと覚えていく姿勢が欠かせません。

かと言って、人間の脳は覚えたことをすぐに忘れてしまいます。
この年明けの期間に、仮に完璧に覚えたとしても、それを本試験直前まで
維持することは不可能です。

ですから、この時期は理論を完璧に暗記する時期ではありません。
理論に広く浅く、繰り返し触れる時期です。
全ての理論にこの時期に触れておくことによって、
”理論が苦手”というアレルギーは払拭しておきましょう。

まずは、理論マスター等の教材を自分流に汚していきます。
条文がコンパクトにまとまっているこれらの教材ですが、
そのままでは、やはり覚えるのは至難の業です。

まず最初に、見出しを目立つようにマーカーしていきましょう。
大見出し、中見出し、小見出し程度に、見出し毎に色分けします。
1題目から最後まで、マーカーするだけなので、
勉強のやる気がおきない余った時間でOKです。

科目にもよりますが、1日、2日程度でマーカーできるでしょう。
これで一通り理論に最初に触れたことになります。
頭には何も入っていなくて構いません。

次に、理論テキスト等を参考にしながら、スラッシュや鍵かっこ等で、
構造を視える化していきます。
ここでスラッシュ等を入れながら、理論を頭の中で黙読することになります。
意味が解らなくても、分解作業に終始してください。

最初の1月、2月で、理論の視える化作業を完了させます。
そして3月にはその視える化した理論を、1カ月で回します。
黙読だけでも構わないので、1題目から最後まで目を通します。
続けて、4月の1カ月も理論を1カ月で回します。

この4カ月の期間、授業の中の演習等で覚える必要があるものだけ、
そのために覚えればよいでしょう。どうせすぐに忘れます。
それ以外は、極力すべての理論に触れる機会を増やすことです。
ここでの地道な理論への接触が、将来底堅い基盤に繋がっていきます。

答練をベースに暗記を進めていく期(5月~7月前半)

答練期に入ると、その範囲に即して暗記を進めていきましょう。
答練の点数があまりにサッパリだと、ヤル気もなくなっていきます。
範囲が設定されている答練は、8割確保を目安にしましょう。

4月までの理論に触れる作業をしていれば、この時期に初めて
暗記する理論についても、それほど抵抗はないはずです。

また、後半になってくると、範囲の設定のない問題や、
べた書きではない、難易度の上がった問題が出題されてきます。
この時に、4月までに全体の理論を身体に染み込ませておくことで、
どの辺の内容の問題かを、俯瞰的な視点からピックアップしやすくなります。

個別々々のぶつ切りの理論暗記を続ける一方、
全体を通して理論を根底から馴染ませていく作業を続けます。
暗記のしやすさ、理解のスピードが加速度的に変わってきます。

この時期に必ず吸収しないといけないことは、
問われたことに、うまく解答できなかった問題の考え方をつかむことです。
問題作成者の意図した問いを理解できているか?
問われていることが何なのかは、常に考えながら問題に取り組んでください。

そして、大切なのはこの答練期も理論の全体回しは継続することです。
理想としては、5月6月は1カ月で1回転、7月は半月で1回転です。

直前期は回転期(7月中盤~8月前半)

この時点では、年明けから演習問題や答練での範囲になっているものは、
暗記作業を深めに行っている状況。
それ以外は、広く浅くの理論回しで、なんとなく知っている状況です。

1カ月で1回転していたものを、7月前半で半月で1回転しているはずです。
この時期からは1週間で1回転を暗記しながら、回していきます。
答練も終わり、理論に割く時間を増やしていく必要があります。

演習や答練で出題され暗記作業もしてきているものは、
この頃には随分と定着してきているはずです。
また、出題されていないものも、かなり見慣れる存在になってきているでしょう。

回転のペースを上げていきましょう。
1週間で1回転を1週間で2回転、3日で1回転とペースを上げていきます。
最終的には、本試験の前日は1日で1回転になるように、
最後の2週間程度は予定を組んでください。

直前期の最終は、理論勉強に費やす時間が圧倒的に多くなります。
この時期にがっつり勉強時間を確保できるに越したことはありません。
私の場合も、本試験1週間前からは有給を取っていました。
最後の負荷をかけられるだけの環境作りも大切です。

問われたことに明確に解答すれば、理論の合格点は確保できます。
その問われたことを理解し、解答するために暗記という作業をしているに過ぎません。
暗記をしなくては合格は厳しいでしょうが、暗記を目標にしてはいけません。

ハードな暗記作業の果てには、必ず理解という扉が待っています
この扉を開ければ、解答時間が少ない状況でも、問われたことに対して
ダイレクトに解答する力がついているはずです。

計算でもそうですが、理論もやり切らなければバーは越えられません。
暗記の先にある理解を求めて、理論を制覇してください!!

~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~

【編集後記】
科目合格通知も届いて、一喜一憂な週明けでしょうか。
勉強を続けるからには、覚悟が必要です。
この年内に、心も身体もリフレッシュして、
年明けから頑張れる体制作りが大切ですね。

【週末の一日一新】
・名古屋コーチン入り月見つくね
・鶏っく
・どん兵衛 豚骨白坦々うどん

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