ドメーヌ・デ・テール・ドゥ・ヴェル / オーセイ・デュレス・レ・クロソー・ルージュ 2012

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本日は新進気鋭のドメーヌ。
日仏合作のお味をご紹介!

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オーセイ・デュレス

オーセイ・デュレスは、コート・ド・ボーヌの真ん中あたりやや西側。
ちょうどムルソーの西に位置しており、北側にはモンテリ、
南側にはサン・トーバン、更に西にはサン・ロマンに囲まれています。

白で有名な偉大なるムルソーの隣ですが、
オーセイ・デュレスは半分以上が赤ワインの生産です。

畑はムルソーと隣接したところの地域、ヴォルネイ、モンテリと地続きの地域、
少し離れてサン・ロマン側の3つの地域に分かれています。
白はムルソーと隣接した地域で造られ、赤・白の線引きがくっきり分かれています。

グラン・クリュはなく、プルミエ・クリュがいくつかありますが、
全てモンテリと地続きの地域に固まっています。
最も有名なのはLes Duresses(レ・デュレス)で、
畑は小石の多い泥灰・石灰岩土壌で、ワインに力強さを与えています。

この村の畑は、古くはキリスト教のクリュニー修道会が畑を所有していました。
AOCの認定は1937年、赤・白ともに品質の高いワインが造られていますが、
認知度が低いこともあり、価格はリーズナブルです。

ドメーヌ・デ・テール・ドゥ・ヴェル

2009年、オーセイ・デュレス村に設立された新進気鋭のドメーヌ。
2013年度版「ル・ギッドベタンヌ&ドウソーヴ・デ・ヴァン・ド・フランス」で、
今年発見した最も素晴らしい生産者に選ばれたドメーヌです。

醸造は、ソフィ&ファブリス・ラロンツ。
ボーヌのアレックス&ガンバルで約10年間醸造家として働いたのち、
スイスの投資家にその実力を見込まれ独立しています。

そして、このドメーヌに一人の日本人が栽培家として参加しています。
サントリーを退社後、ブルゴーニュに渡り同じくアレックス&ガンバルで
ファブリスと共に働いてきたという橋本淳二さんです。

オーセイ・デュレスを始め、コート・ド・ボーヌに11アペラシオン、
約5haの畑を所有しています。平均樹齢は40年~50年の古樹。
除草剤や殺虫剤は使用せず、自然に近い栽培を心がけています。

醸造についても、ナチュラルな方法で行い、自然酵母による発酵、
濃縮や補糖は行わず、無清澄、無濾過で行います。

ブドウ栽培から醸造にいたるまで、こだわりをもちながら、
ヴィンテージ毎に理想の形を目指しているドメーヌです。

どっしりと落ち着いた、浮ついたところのない味わい

オーセイ・デュレスの赤は飲んだことがありますが、
この生産者のものは初めて。
以前飲んだオーセイ・デュレスのものも美味しかったので、
期待が膨らみます。

レ・クロソーは、南側斜面の小石が多く水はけのよい土地で、
樹齢40年の樹が植えられており、Petit Closと呼ばれる石垣に囲まれた畑です。

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色はそこそこにしっかり目。
香りは、華やかというよりは落ち着いた感じ。
でも、しっかりふくよかに広がっていきます。

一口飲んでみると、まだ少し固いかなといった印象。
ちょっと男っぽいというか、華奢な女性的な印象ではないタイプ。
酸もタンニンもとがっておらず、これまた落ち着き払ってるような感じ。

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少しずつ開いてくると共に、旨みの広がりをゆっくり感じます。
なかなかに味わい深く、美味しいです。
旨味がじんわりとやってくる感じで、強烈なインパクトはないのですが、
ゆっくり舌の奥に旨みを感じることができます。

この日は1日で飲みきれず、次の日もいただきましたが、
全然へこたれることなく、じんわりとした美味しさは引き続きでした。

まだ4ヴィンテージ目とのことですが、このどっしりとした落ち着きは、
栽培、醸造における誠実な仕事ぶりが表れているような気がします。
芯の通った一本、しっとりゆったり味わうのがおススメです!

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【編集後記】
ニンテンドークラシックミニ、凄い人気みたいですね。
ファミコン世代としては、懐かしい画面にそそられます。
てなことで、週末にヤマダ電機で予約しちゃいました(笑)。
気長に入荷を待ちたいと思います。

【週末の一日一新】
・とある場所でのランチ
・和印食堂 gu-te
・THE CLOSER
・㈱やまつ辻田 極上七味唐からし 西高野街道から
・山なか製麺所
・栃尾名物 ゴマ味噌あぶらあげ

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