『ブルゴーニュで会いましょう』からのアロース・コルトン! 二コラ・ロシニョール / アロース・コルトン 2012

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『ブルゴーニュで会いましょう』、上映初日にテアトル梅田へ。
ミニシアターも久しぶり、ワイン関連の映画って初めてかも!
そりゃ、ブルゴーニュが飲みたくなるわけで(笑)!!

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ブルゴーニュという土地で生まれるということ

映画の舞台は、ブルゴーニュ、コート・ド・ボーヌはアロース・コルトン村。
主人公シャルリは、故郷を離れパリで活躍する有名ワイン評論家。
一方、それぞれの家族が離れ離れになった実家では、
希望を失いワイン造りに精がでない父親の経営するドメーヌが、
経営不振で買収に合う寸前。

この知らせを聞いたシャルリは、実家に戻りそりが合わない父親のもとへ。
悩みながらも、ドメーヌ再建のためにひと肌脱ぐことになりますが、
父親とはギクシャクしたまんま。

ワイン造りの素人ながらもドメーヌ再建のために、
自然風土を大切に昔の手法を取り入れ、試行錯誤していきます。

隣家の一流ワイナリーの幼馴染のブラシュにも助けられながら、
1年後、シャルリが初めて造り出したワインの味はいかに?
「ワイン造りは家族で行うもの」という家訓を守ってきた父親との関係は?

心あたたまる、家族の存在を大切に思える映画です。
もちろん、ワインが飲みたくなります!!

ブルゴーニュという土地に生まれ、ワイン造りの現場で育つということ。
この場所は本当に唯一無二の特別な場所なんだと感じさせてくれます。
ボルドーとは違う、家族経営のドメーヌがワイン造りを守ってきた土地、ブルゴーニュ。

映画では、美しいブドウ畑、コルトンの丘が広がっています。
大地とともに、自然とともに、そして家族とともに・・・。
ブドウの収穫が、とてつもなく有り難いことだと気づかせてくれます。

アロース・コルトン

AOCアロース・コルトンは、アロース・コルトン村を中心に、
ラドワ・セリニィ村やペルナン・ヴェルジュレス村の一部を含むAOCです。

数あるAOCの中でも赤、白ともにグラン・クリュが存在するのは、
このアロース・コルトンただ一つです。

コルトンの丘からブドウ畑が放射状にひろがっており、
東から南東向きの地域からは偉大な赤ワインを、
南から南西向きの地域からは偉大な白ワインが造られます。

造られる大半は赤ワインで、色調も濃く、果実味の豊富なしっかりした
赤が造られます。グラン・クリュの代表格はコルトン。

一方、生産量の少ない白ワイン(赤の1/100程度)は希少価値があり、
グラン・クリュのコルトン・シャルルマーニュは特に有名です。

ニコラ・ロシニョール アロース・コルトン 2012

映画を観終えて、今日はやっぱりブルゴーニュやなぁ、という気分。
やはり舞台になったアロース・コルトンが飲みたくなりました。

阪神百貨店にはグラン・クリュのコルトンがありましたが、
さすがに衝動買いはいけませんよねぇ(苦笑)。
ちょうど阪急百貨店に村名アロース・コルトンがあったので、
こちらをセレクト。

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生産者はニコラ・ロシニョール。
様々な場所で修行を積み、知識・技術を確立。
1994年に、父親のドメーヌであるロシニョール・ジャニアールの醸造に加わり、
1997年には、分配された畑で自らのドメーヌを立ち上げています。

ヴォルネイを中心に、ポマール、ボーヌ、アロース・コルトン、ペルナン・ヴェルジュレス
といった地域に畑を所有。

リュット・レゾネ(減農薬栽培)を行っており、ブドウは全て手摘み。
果実の純度を大切に、テロワールを生かしたワイン造りをしています。
ブルゴーニュ未来の10傑にも名が挙がっており、若き実力派の造り手です。

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映画の余韻に浸りながら、抜栓です。
色は結構しっかりした色調です。
非常に長いマセラシオン(醸し)を行い、種や果皮をつけこんでいるとの事で、
色合いにもその特徴が出ています。

香りは、果実香もしっかりと広がりを見せてくれます。
どちらかというと、冷たい感じではなく温かめな印象。

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口に含むと、思った以上に果実味が豊富で甘さを感じます。
繊細なというよりは、親しみのあるとっつきやすい味わいです。

甘みを程よく感じるので、酸味は前面にはでてきません。
少し舌の奥にのこる苦味が、うまくバランスを保っています。

映画での家族のつながりや、村の周りのみんなの温かさに触れたこの日は、
この穏やかな温かみのあるピノ・ノワールが非常にはまりました。

高級で凛とした完璧なる雰囲気を漂わせるピノ・ノワールもいいですが、
こういった寄り添ってくれるような温かみを感じるピノも格別です。

映画の雰囲気と、ワインの持つ個性が
うまくリンクした週末の家飲みでした!!

~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~

【編集後記】
観たいと思った映画は、その時に映画館に足を運ぶのがいいですね。
後でDVDが出てからとかだと、結局観なかったりするもので。。。
久しぶりのミニシアターも懐かしい感じで、昔を思い出しました。

【週末の一日一新】
・味道楽 鶏の天ぷら定食
・ダイキ麺 台湾まぜ麺、台湾ラーメン
・エキドンキ

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